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中度難聴の私は就労移行支援は使うことができるのか

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就労移行支援という言葉を聞いたことはありますか?

就労移行支援とは、

障害がある方の社会への参加や復帰をサポートするサービスです。

就職のための技術を身につける手助けをしたり、面接サポートや、就職後も面談を実施し、定着をサポートしたりしています。

私は、自分の今後のキャリアや人生を考えた時に、

「難聴 仕事」と検索してこのようなサービスがあることを知りました。

そして、実際に気になった施設へ見学に行ってきたので、その時のことを皆さんにお伝えできればと思います。

結果として、私のような中度難聴は就労移行支援を受けることは難しいということが分かりました。

詳しくお話ししていきます。

目次

就労移行支援に通える人

就労移行支援に通うことができる人は、

  • 18歳以上65歳未満の方
  • 身体障害、知的障害、精神障害、難病のある方
  • 一般企業への就労または開業を希望する方で、就労が可能と見込まれる方

上記に当てはまる方です。

障害者手帳を持っていれば基本的に通うことができます。また、持っていなくてもお住まいの自治体から障害福祉サービス受給者証を発行してもらえると通うことが可能になるとのことです。

見学した際に面談もさせていただいたのですが、私の難聴レベルだと恐らくもらうことはできないだろうと言われました。

見学して聞いたこと、思ったこと

就労移行支援に通うためには、

失業保険をもらいながら就職、社会復帰を目指すことになるため、他の仕事をしながら学ぶことはできません

そのため、今働いている人はその仕事を辞めて学ぶことになります。

また、就労移行支援を受けている方は身体障害よりも精神障害(うつ、ADHD、パニック障害など)が多いと聞きました。

就労移行支援は、就業に際しての不安や心配を取り除いてくれるようなサービスが多くあります。企業へのインターンであったり、就職後のフォローであったり、一人で抱え込まず、相談しながら行えます。

色々なことを学べ、安心して仕事を探すことができ、従事できる環境を整えてくれるので、とてもいいサービスですよね!

そのため、難聴のみで学んでいる人は少ないとのことでした。難聴と他に精神疾患がある方などは学んでいると聞きました。

難聴だけなら、職業訓練とほぼ変わらない

難聴はあるけれど、コミュニケーションを問題なく取れるのであれば、就労移行支援ではなく、職業訓練を受ける方が良いのではと言われました。

私は一回職業訓練を受けたことがあります。

職業訓練と就労移行支援の違いを簡単にお伝えすると、

就労移行支援職業訓練
・自分に合った施設を見つけられる
・自分の適性や興味のあるものを学べる
・就職活動のサポートをしてもらえる
・就職後も職場定着のサポートをしてもらえる
・就職に必要なスキルを無料で学べる
・期間が決まっている
・カリキュラムが決まっている
・自ら就職先を探す
・就職後のサポートはない

基本的にはどちらも就職するために必要なスキルを学ぶためのものになるんですが、就労移行支援はサポートが手厚いというところが違うかなと思います。

なので、サポートはさほど必要ない場合は職業訓練でも問題ないということになります。

まぁ私は就労移行支援を受けることはできないので、必然的に職業訓練になるのですが、どちらにも行ける場合はご自身がどちらに向いているか、何が必要かなど、比較してみるといいかと思います!

就労移行支援を受けたいときは

もし就労移行支援を考えているのであれば、施設に行く前に、まずお住まいの自治体に、自分自身が受けることができるのか確認してからがオススメです。

障がい者手帳をもらえていない現状で、受講するためには自治体の受給者証が必要だからです。

就労移行支援の施設へ行く前に、お住まいの自治体(高齢・障害支援の課)へ行き、資格がもらえるかどうか確認してみましょう。

難聴に特化した就労移行支援が東京にある!

東京の大手町には、聴覚障害専門の就労支援事業所があります。

難聴に特化しているからこそ、聞こえ方によって違う悩みや不安に寄り添ってくれるので安心ですよね。

近くにお住まいの方で気になる方はぜひ一度、見学、相談に行ってみてはいかがでしょうか。

見学に行ってみるだけでも、自分の今後のキャリアの相談や悩みを解決できることがあるかもしれません。私も施設に見学に行った際、親身に話を聞いてもらったことで自分の今後と向き合ういい機会となりました!

詳しくは下記を見てみてくださいね!

\難聴に特化しているから安心/

まとめ

難聴でも障がい者手帳をもらえないくらいの聴力で、コミュニケーションも問題なくとれる人には就労移行支援施設の利用は難しいと思いました。

ただ、難聴も人それぞれです。受給者証の取得も人それぞれなので気になる方は一度確認してみてください。

また、難聴者向けの就労移行支援もあります。

そしてまずは、自分がどんな仕事ならできるのか、何が得意で何が苦手なのかを考えて、それに合った仕事を見つけることが重要だと感じました。

就労支援の担当の方は、チャットタイプのカスタマーセンターなどをオススメしてくれました。外資系や、外資っぽい企業は比較的、難聴などにも理解があることが多いとも仰っていたので、そういった仕事を見つけるのも手かなと思います。

就労移行支援施設に見学に行き、良かったことは担当の方がとても親身になって話を聞いてくれたことです。私のような難聴などがあっても、支援を何も受けられない人について色々調べてみると仰ってくださったので、何かわかればまたお伝えしたいと思います!

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この記事を書いた人

アラフォー女性
20歳で初めて自分の聴力が悪いことを知る。
遺伝性の難聴だが、遺伝子検査の結果、原因は不明のまま。
徐々に悪化し、コロナ禍のマスク生活で難聴の苦しさを実感し、
これを機に大好きな接客業を引退。
今後の生き方や同じ悩みを抱える人に色々な情報を伝えたり、共有したいと思い、ブログを始める。

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